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護る者ーーーー6

「・・・解散ですか?それは、例の作戦とは違ってということでしょうか?」
キットンの静かな声は、いつもの馬鹿みたいなテンションとはちがい、俺の意図を探るようだった。
「ああ・・・。解散だ。みんなばらばらになろう。このパーティは終わりにする」
「おい!!いきなりなにを!!あの人から逃げるにはどうするかを考えれば良いじゃないか!!何も本当に解散しなくても!!」
「まあ、まあ。クレイ。おちついてください。おそらくトラップの言葉には、今はという言葉続くと思います。ちがいますか?」
「・・・おめえはあいかわらず、勘がいいな。ただ、今はって言葉をつけれるかどうかは俺もわかんねえ・・・。昨日、今日のやつの言葉と行動を考えてみたんだよ。狙いは、クレイと俺で間違いねえ。子供がおもちゃを独り占めしてえのと同じ、あいつは自分が気に入ったものを自分のおもいどうりにしてえんだろう。そして、それをできるだけの権力と力がある。だあら、今までもそうやって手に入れてきた。自分以外がどうなろうとも気にもしねえ、罪悪感もねえ。それが悪いってことすら気がついてねえのかもしれねえ。今まで、それが当たり前だったんだろうからな。
こっちにとっちゃあ、えらい迷惑な話だけどよ・・・。
おそらく、パステルの事は、警告だろう。聞いただろう?クレイ。あいつの言葉。
「「害虫は排除しなくちゃ」」って。あれは、俺らの傍にいるパステルのことだろう。今回は、怪我で済んだ。
これで、俺たちが逃げたら、あいつの命がアブねえ。パステルだけじゃねえ、キットン、ノル、おめえらも、おめえらの大事な人間もその対象になるかもしれねえんだ。
今日、あいつにあったとき、俺らのたくらみに気がついてる風だった。
・・・・・・わりいな。巻き込んじまった」
「・・・・・・けれど、それではあなた達はどうなるのですか?」
「ドーソン一家の力は強大だ。俺ら全員で逃げるのはむずかしいだろう。でも、俺とクレイ、二人ならなんとかなるかもしれねえ。まあ、俺らがパーティを解散して、もう何も関係がねえって思わせるくらいは、大人しくあいつらに捕まらなきゃならねえだろうが、その後で、ころあいを見て逃げてくる。あいつが俺らに飽きるまでどれくらいかかるかわからねえが、半年、1年、かかるかもしれねえけどな。でも、そうでもしねえと、今の俺じゃ、俺らじゃパステル達を守れねえんだよ・・・。」
みんな苦しそうな顔をしてうつむいていた。
でも、俺の考えは嫌というほどわかったんだろう。そしてその通りだという事も。
「・・・では、パステルにはなんてはなすんだ?全部いうのか?」
「いや・・・。いわねえ。俺らが去った後もし、あいつが接触した時、理由をしっていたら、そこからぼろがでる。
パステルは良くも悪くも、素直だあらな。だから、俺らとはもう何にもない。自分はもう関係ないそういう風にしなきゃだめなんだ。
・・・だあら、俺がパーティをぬけろっていう。理由は、お荷物になったから。」
「そ、それはひどいんじゃないか?!」
「いいんだよ。そうでも言わなきゃあいつは納得しねえだろうが!!確かに傷つくだろうが、俺らに捨てられたとあいつも回りも思わなきゃ、意味ねえんだよ!!全部解決したらいくらでも起こられてやるし。謝ってやる。それに、もしあいつが俺をこのことで嫌ってしまっても、それでもいい!!あいつの命を守ることのほうが大事なんだよ!!」
「・・・・・・わかりました。あなたの言うとおりにしましょう。私はゼンばあさんの所にいます。そこで、できることをしながら待っています。」
「・・・俺は、メルのところにいる。何かあってもそばで守れるように。何もできないかもしれないけど、そこでクレイ達を待ってる。」
「・・・わりいな。こんな方法しかとれねえで」
「何を言ってるんですか?!!あなたたちが一番苦しい立場だというのに。私のほうこそ、申し訳ありません。なにも、なにもできなくて・・・。けれど、これだけは覚えていてください。私たちはパーティです。それは家族と同じ。例え離れてしまっても心はあなた達と共にあるということを。」
「ああ。わかってる。クレイ、いいか?」
「・・・・・・ああ。お前の言うとおりそれ以外方法はないだろう。俺も覚悟を決めたよ。一応、このことは親にも伝えておかなきゃな。気をつけろと。・・・それで、パステルにはいつ言うんだ?」
「・・・キットン、こいつの怪我の具合はどうだ?」
「ひどいものはあまりありませんし、2日もすれば包帯はとれます。傷が残るようなものもありませんし。」
「じゃあ、。明後日だ。おめえらもそのつもりでいてくれ。」
「・・・リーダーは俺だ。俺が言うよ。お前だけが悪者になる必要もないし、お前がパステルに嫌われるようなまねさせられるか!!」
「いいんだよ。俺が言う。おめえにそんなことはにあわねえ。そんなキャラじゃねえだろ?だあら、いいんだよ。シロ、あいつらの事、頼んだからな。」
「・・・あんちゃん。僕、僕、何もしらなかったデシ。でも、皆しゃんの気持ちはよくわかったデシ!!だから、約束するデシ!!おねえしゃんもルーミィしゃんも僕が守るデシ!!だから、だから、きっと、迎えに来てくださいデシ!!いつまでも、待ってるデシ!!」
何があったのか、わからず黙って聞いていたシロは、俺たちの会話で大体の事を掴んだのか、涙で濡れた目で、真剣に俺を見つめ、決意したかのように強く言い放った。

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こちらは、フォーチュンクエストの非公式ファンサイトです。

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