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依頼ー7-

「ジャック、どうかしたのか?」
・・・私ってどうしても、顔に出るんだろうか?
「ん?なんでもないよ。ちょっときになっただけだから。それよりどうする?時間ももう、そんなにないだろう?」
「・・・・・・もしかして、まださっきの視線か?でも、変装を変えたばかりだし・・・。俺たちが見つからない事も大事だけど、あいつらを見つけないと・・・。よし!!ジャック、ちょっと来いよ。」
なにやら、ぶつぶつ言ったかと思うと、私は促され、再びアジトに戻ることとなった。


「よし!!これが最後の変装!!これだと、今度こそばっちりね!!」
そういって、彼女は満足そうにうなづいた。
今度の格好は、本当にその辺にいそうな女の子。
美人だー!!とか、可愛い!!とか言うのではなく、本当にまるで、普段の私のような、そう、どこにでもいそうな平凡な女の子。髪は栗色でふんわりとしたカール。薄いグリーンで、袖がふんわりしていて、丸い襟と、小さなクローバーの刺繍がかわいいシャツに、濃い目のグリーンの膝上丈のスカート。足元にはシンプルな白いヒールの低いミュール。
最初の変装のセクシーな服と違って、これなら、私も違和感なく着ていられる。
「それじゃあ、名前はー、アンジェ・グリーンでどう?それで、ここからは、別行動にして、私はクレイの様子をみながら、あっちのチームを探すわ。アンジェは、顔に出やすいし、探す事より、見つからないよう、時間まで逃げ切ってよね」
確かに・・・。情けないけど、事実だよね。
「解った。じゃあ、時間までがんばるよ。時間になったらアンドラスの店に行けば良いんだよね?」
「うん。じゃあ、お互いがんばりましょう!!」
そういうと、彼女は(彼は?)ささっと周りを見渡すとでていってしまった。

わたしも、アジトを出ると、とりあえず、歩き始めた。
「・・・さあ、どうしようかな?一人で向こうのチームを探すなんて、無謀だし、とりあえずは普通にウインドーショッピングでもしながら、アンドラスのお店の近くまで行って、時間をつぶそう!!きっと、こんなに近くにいるなんて思わないだろうし!!」
・・・なんて、単純に私はそうおもったんだけど・・・。これが、大誤算だったんだよねー。
はあ、・・・・・・・・。


アンドラスのお店に行きながらも、なんげんかのお店をのぞく。
ここで、注意しなくてはいけないのは、絶対に迷子にならないこと!!いくら、何度もエベリンにきていても、私の前科が、それを物語っている。
だから、お店に入るときも、出るときも、必要以上に目印を頭に描いていた。
後少しで、アンドラスのお店って、言うそのとき!!
「あ、ご、ごめんなさい!!」
私の背中に何か、冷たいものがかかった。
「え?」
「ごめんなさい!!つまずいた拍子に私が持っていたジュースが、あなたにかかってしまったの。本当にごめんなさい。うち、すぐそこなの。着替えを貸すから、きてくれる?」
そう、謝ってきたのは、さっき、ジャックの変装をしていたときにぶつかったモデルのような女性だった。
「え?あ、ああ・大丈夫です。気にしないで下さい。私も帰ればすぐに着替えれますから。」
もうすぐ、時間だし、どうせ、すぐに着替えるんだし、いいよね。
「だめよ!!私のせいなのに!!お詫びをさせてもらわなくちゃ!!ね?きて!!」
「ええ?いいです!!大丈夫ですから!!」
どれだけ断っても、モデルのような女性は聞いてくれなくて、私の手を掴んでぐいぐいと引っ張って歩き出した。
・・・・・・なんて、強引な人なんだろう?
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Author:まんまるり
こちらは、フォーチュンクエストの非公式ファンサイトです。

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