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芙蓉が咲き目覚めし刻 3

あっというまに3話めです。何も進展はございません・・・(おい!!)

そんなお話ですが、よろしければどうぞ!!
「はーー、旨かった!!ちょっと食べ過ぎたかなー。」
「お粗末さまでしたwwwお風呂沸いてるし、休憩したら入ってね!!」

私は、食器を流しに運びながら、くつろいだ様子でお茶をすするおにいちゃんに声をかけた。
「洗い物なら俺がしておくから、蓮が先にはいっておいで。明日も遅刻ぎりぎりだと大変だろ?」
「いいの?じゃあ、そうするね!!さっすがお兄ちゃん!!」
「はいはい。風呂上がったら、約束のプリンが冷蔵庫で待ってるからな。」
「わーい!!こんな時間に食べたら太っちゃうかな?でも、食べるけどねー!!」
「はっはっは、蓮は細すぎるくらいなんだから、気にしなくてもいいんじゃないか?まあ、さっさと風呂に入ってきな。明日も学校なんだから」
「はーい。」

お風呂から上がると、お兄ちゃんは洗い物を終え、プリンと紅茶を入れてくれていた。
「わーい!!プリン、プリン!!プリンちゃーん!!」
「ほら、まだ髪がぬれてるぞ!!食べてる間に乾かしてやるから。」
ふふふ、お兄ちゃんって本当に私に甘いよなー。それが嬉しいんだけどねwww

「あ、そうだ!!あのね、来週から教育実習の先生が来るんだけど、そのうち一人がうちのクラス担当なんだって、男の人らしいよ。どんなひとかなー?」
「男?・・・蓮!!蓮は可愛いんだから、気をつけなくちゃダメだぞ!!男は狼なんだ!!いくら先生とはいえ、二人っきりになんて絶対なったらだめだからな!!」
「もー、お兄ちゃん、過保護すぎるよ!!大丈夫だって!!それにお兄ちゃん以上にかっこいい人なんていないし!!」
「でもなー、絶対ダメだからな!!気をつけるんだぞ!!」
「はいはい。ふぁあー、お兄ちゃんに髪の毛乾かしてもらってたらなんだか眠たくなっちゃった。
ごめん、先に寝るね。」
「ああ、歯磨き忘れるなよ!!」
「子供じゃないんだから!!」
私は、歯をしっかりと磨いてから、ベットにもぐりこんだ。





  ”「巫女様ー、巫女姫様ー。早く早くー!!こっちに綺麗な花が咲いてるよ!!」
   「ちょ、ちょっと待ってね。みんなも一緒にいきましょう?」

    小さな子供に囲まれ、巫女姫と呼ばれた女の子が、庭先に降りて来た。
   「本当に可愛いお花だね。みんなの笑顔にそっくりね。」
   穏やかで、静かな時間。これがいつまでも続けばいいと巫女は晴れ渡った空を見上げた。
 
   「ぎゃーーー!!鬼が、鬼が出たぞー!!芙蓉様!!芙蓉様!!お助けください!!」
   真っ青な顔をした、村の若者が屋敷に転がるようにかけこんできた。
   「巫女姫様!!鬼がきたって!!巫女姫様!!怖いよー!!」
   子供たちが、涙を浮かべ巫女に抱きついてくる。
   村からは、たくさんの悲鳴がきこえてきた。
   巫女姫の表情が、みるみる悲しそうに曇っていく。
   泣きじゃくる子供たちの背をなでながら、静かな口調で語りかけた。

   「みんな、大丈夫。大丈夫だからね。すぐに怖いことはなくなるから。ここにいたら平気だからね。
    みんなが守ってくれるから!!だからもう泣かなくてもいいからね。
    ほら、怖いなら、お部屋に行きましょう?神様にしっかりお祈りしましょう。ね?」
    恐怖に震える子供たちの手を引き、屋敷の中にはいり、皆に祈祷を捧げた数珠をもたせ、
    小さな声で、誰かに話しかけた。
   「青龍、朱雀、白虎、玄武、お願いします。皆をお守りください。その魔の手が村の方々に及ばない    ように!!」

    その声に反応するよう、巫女姫の周りの空気がふわりと動いた。 ”


「ん、んー!!はあ、なんだか変な夢。私が巫女?へーんなの!!おっと、お弁当作らなくちゃ!!」
なんとも、不思議な夢だとおもいながらも、お弁当を作り、学校に行く頃にはそんな夢をみた事すら忘れてしまっていた。
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