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もみじ

なんだか、ひさびさなssをww
日常の1コマということでww
小さな子供ってなんであんなにかわいいんでしょう?
「・・・・ミィが、ファイアーの呪文を唱えると・・・、っとえっと、確かこの後トラップがー、」
秋晴れのすがすがしい天気の中、私は自分の部屋で明日締め切りの原稿を前にうんうん唸っていた。
本当なら、今回はもっと余裕をもって原稿ができたはずなのに、気がついたらいつの間にか、締め切り前日・・・。
悪いのは自分自身なんだけどね・・・。はあーーー。

ルーミィとシロちゃんは気を使ってくれたノルとクレイに連れられて朝から近くの丘にハイキングに行ってる。
おかげで、後数ページって所まで進むことはできたんだけどね。

そんなこんなで、何度も書き直しながら、最後のページを書き始めたころ、どうやらみんなが帰ってきたらしく、下が少し騒がしくなった。
窓の外をみてみるといつの間にやら、太陽も沈み始めていた。
「え?もうこんな時間?私お昼ご飯食べるの忘れてた!!それにしても、日が暮れるのも早くなってきたなー」
ご飯の時間まで、もう少し頑張るか!!と、原稿に向かい直した時、小さな足音がとたとたと響いてきた。

「ぱーるー!!げんこーおわったかあ?」
「終わったデシか?おねえしゃん!!」
「ルーミィ、シロちゃんおかえり!!うー、ごめんね。あとちょっとなんだけど。」
「ブー、でも後ちょっとなんらお?ぱーるいっぱいがんばったんらもんね」
「うん、後本当にちょっとだから!!終わったらまた一緒にあそぼうね!!」
「うん!!ルーミィパールと一緒に阿蘇分らお!!あ、ねえ?ねえ?しおちゃん!!」
「はいデシ!!おねえしゃん、ちょっとだけ目をつぶってくださいデシ!!」
「ええ?なあに?」
「言いかあ、いいかあ!!・・・ちゃんとちゅぶったか?」
「ちゃんとつぶったわよ?」
言われたとおり、目をつぶってみると、そっと私の手を小さな冷たい手が包んだ。
「うわあ、ルーミィ、冷たい手!!もうそろそろ手袋用意しなくちゃ!!」
掌に、何かすっごく軽いものが乗せられた。
「もう、目を開けてもいいお!!」

そっと、目を開けてみると、掌には真っ赤に色づいたきれいなもみじの葉っぱが、一枚乗せられていた。
「えへへへwwくりぇーたちといっぱいとったんらお!!でもその中でも一番きえいなの、パールにあげうんらお!!がんばってたごほうびなんらお!!」
「うわーー!!きれいだね!!ありがとう!!」
「今度はぱーるもいっしょにいくんだお!!もっといっぱいいっぱいあったんだお!!木の実もいっぱいだお!!」
「うん!!一緒にいこうねwwうふふふ、ほら、ルーミィのお手て、冷たくなってまるでこのもみじみたいに、まっかっかww痛くない?」
「だいじょうぶらお!!みてみてしおちゃん!!ルーミィのお手てもまっかっかだお!!」
「ほんとデシ!!ルーミィしゃんももみじになっちゃったデシ!!」

その時、下からクレイが「おーい!!ルーミィ、シロー、外寒かったから、温かいミルクできたぞー!!」
と、二人を呼ぶ声がした。
「わーい!!みうくだお!!しおちゃん、いこ!!」
「うん、行ってらっしゃい!!私はもうちょっとがんばるねwwこれ、ありがとうねww」
二人はにっこり微笑むと、仲良く階段を下りていった。

残された私は、もらったもみじを大切に、読みかけていた本の栞と交換した。

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