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お題ss「映るのは・・・。」

前回のssがかなり長くなってしまったので、今度こそ短めに!!とおもいつつも微妙に長いんですがww
最初に浮かんだのが、照れたトラ水溜りが映し出していると言う、絵だったのですが、画力の無い私には、その絵をいらすとにはできず・・・、そこから、妄想して、こんなssになってしまいましたww
恋人なトラパスですww
「トラップの馬鹿!!もう、知らない!!」
「け!!こっちこそ、人の話を聞けねー様なやつ、しったもんか!!」
「なによ!!ばかー!!!」
私は、思わず小雨が降る中、傘を持たずに飛び出してしまった。

喧嘩のきっかけなんてささいなこと。
トラップと付き合い始めて早半月。
トラップが他の女の子といるのが、なんだか苦しくて、何で?って悩んでたとき、トラップが私を呼び出し、「好きだ」っていってくれたんだ。それで、ああ、私は、トラップのことをいつの間にか一人の男性として好きだったんだって、他の女のこといるのをみるのが苦しかったのは、トラップが好きだったからなんだってわかった。
それで、つきあいはじめたんだけれど、私と付き合い始めても、彼がもてる事には変わりなくて・・・。
今日も、デートの途中、私が少し離れただけで、彼の周りには女の子がいた。
・・・デートなのに。
女の子たちは私と違って、可愛い服を着て、お化粧をして、スタイルもよくて・・・。
こんなに可愛い子達じゃなくて、なんでわたしなんだろう?って不安になる。
戻ってきた私に気がつかず、楽しそうに笑うトラップに、胸の奥が痛い。
「・・・トラップ」
「お、もどってきたか。んじゃな。」
と、彼女達の所から私のところにトラップは来てくれたけれど、女の子達の視線が痛い。
「何であなたなの?」と言う視線が・・・。
それから、ブラブラと歩いたけれど、どこに行ってもトラップは人気で、私はそのたんびに冷たい視線にさらされる。
気にしちゃだめ!!トラップが選んでくれたのは私なんだから!!とおもってはいても、不安ははなれてくれなくて・・・。
そんなとき、一軒の服屋さんの店頭に可愛いけれど、どこか少し大人っぽい服が飾られていた。
「うわー。かわいい。ねえ?どうかな?あんな服、似合うかな?」
「はあ?おめえ、あーゆうのうは出るとこでて、引っ込むとこ引っ込んでるような、やつが着るもんだぜ?」
今まで、からかい半分で何度も言われてきた台詞。いつもなら、「失礼ねー!!」って怒って、二人で笑えるはずなのに、今の私には無理だった。
「なによ!!そんな風にいわなくてもいいじゃない!!」
「お、おい、パステル?んなおこる事ねえだろ?」
「どうせ、私なんか、スタイルもよくない、色気も無い、お子様よ!!それなら、そういう人を恋人にしたらいいでしょ!!」
「おい!!おめえ、自分がなに言ってるかわかってんのか?」
「わかってるわよ!!どうせ、私なんて!!トラップの馬鹿!!もう、知らない!!」

いつものことなのに、トラップの口の悪さも、トラップが人気があるのも解っていたはずなのに、気持ちが追いつかない。
私は、走って走って、気がついたらシルバーリーブの外れの大きな木の下にいた。
私はそこにもたれるように座り込むと、ぼんやりと空を見あげた。
「・・・・・・なんでこうなっちゃうのかな?」

しばらくぼんやりとしていると、パシャパシャと水の音をさせながら走ってくる音が聞こえた。
けれど、そっちを向く気にもなれなくて、ただぼんやりと葉っぱから落ちていく雨を眺めていると、
目の前に袋がぬっとあらわれた。
「え?」
そこには、不機嫌そうに袋を差し出すトラップの姿。
思わず、その袋を片手で受け取ると、トラップは私の隣にドスンと腰掛け私のあいていたもう片方の手をぎゅっと握った。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
なんとなく沈黙が続く。握られた手が温かい。ねえ?トラップ。この手を掴んだままでいい?
「・・・・・・・わりい。おめえを傷つける気なんてなかった。」
トラップがぼそりとつぶやく。
「俺といる事で、おめえがいやな目にあってるのも知ってる。でも、やっと手に入れたんだ。はなしてなんかやれねえ。」
「え?」
思わず、トラップを見つめると
「!!こっちみんな!!」
「う、うん・・・。」
そういわれ、地面に目を落とすと、目の前には小さな水溜り。
そこに映るのはトラップの顔。
「・・・もう、あんなこといわねえ。あいつらにもおめえを認めさしてやる。何かされたら、俺がおめえを守る。だあら・・・、俺から離れようとか思うな。」
「うん!!うん!!離れないよ。私も、みんなに認めてもらえるようがんばるから!!」
「おめえはいまのままでいいんだよ。それに・・・、それ。」
おそらく、この袋を指しているんだと思い、あいている片手で袋を開けてみると、中にはさっき私がみた可愛いけれど、どこか大人っぽいあの服。
「・・・・・・それ、おめえに似合うとおもうぜ。でもよう、こんなこというのはキャラじゃねえけど、あー!!もう!!あのよう。・・・みせたくねーんだよ。他の誰にも、おめえの色っぽい格好を。だー、俺、何でこんなこと言ってんだ?だあら!!その、なんだ!!そういうことだから、!!、」
水溜りに映るのは、耳まで真っ赤に染めたトラップの姿。
うれしい。トラップがそんな風に思ってくれてたなんて。
「・・・ありがとう。これ、大事にするから。いつか、トラップの隣に立っても堂々としていられる自信が付いたら、これ着て、デート・・・しようね?」
「・・・ああ。そん時は、絶対俺から離れるなよ?」

水溜りが見せてくれたトラップの本音。
それが私に小さな勇気をくれたんだ。
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