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宝の地図その3

洞窟は奥に行けば行くほど暗くなっていて、トラップは持っていたポカタンを付け、
『地図がある宝なら、罠があってもおかしくない』と、あちこちに気をつけて少しずつ、少しずつ進んでいく。

「クレイ、止まれ!!」
トラップの静止に、慌てて足を止めると、なにやら地面をごそごそ。
「・・・・・・あった!!やっぱりな。気をつけろ、ここにトラップがある。」
そういって、地面に石で印をつける。
俺から見たら、何もない普通の地面。けれど、トラップが指した場所をじっとよく見たら、小さなスイッチのようなものが埋められているのがわかった。
「トラップ、おまえすごいなー。よくわかったなー」
「へへん、おれだって、だてにジジイの特訓受けてるわけじゃねーよ!!こんなのシーフの初歩だ初歩!!」
そういうと、持ってきていたメモにここまでのマップを簡単に書くと、トラップがあるとかきしめした。
注意して、その場所を通り過ぎると、しばらくすると分かれ道にたどり着いた。
「・・・どうする?」
「どうするったて、どっちかに行くべきだろうけど・・・」
右か左か・・・。さっき、罠があったからこれからもあるかもしれないし・・・。
「・・・とりあえず、右に行ってみて、様子を見よう。んで、違和感があれば左でいいんじゃねえか?」
トラップの言う通りかもしれない。
こういうところで、あいつが本気で修行をしているのがわかる。そりゃ、俺だってがんばってるけど、なんだろう?大きくなったらブーツ一家を継ぐっていう使命感?見たいなのが有るあいつと、名前に負けないおじ意様に認めてもらえるようになりたいっていうおれじゃあ、こういうところで差がでてしまうんだろうか?
トラップの目はさっきまでの「宝探し」にわくわくしていたものじゃなく、「冒険者」としての真剣なものにみえた。
負けてたまるか!!

トラップの後ろを歩きながら、自分なりに注意を払いながら進んでいく。
カラン
後ろで何か音がした気がして、振り返ってみるも、何もない。
散々、歩いてみたものの、どうやらここははずれだったらしく、行き止まりになってしまった。
さっきの分かれ道に戻る途中、さっきは見つけられなかった、罠に俺がひっかかってしまった。
「うわあーーーー!!!」
「クレイ!!」
それは、片足にロープが絡み、つるし上げられてしまう、動物にも使われる罠。
「待ってろ!!今、下ろしてやる!!」
大人が4人立って歩いても大丈夫な洞窟、それでも俺たちには大きくて天井付近までぶら下げられた俺の脚に絡むロープを切るには背が足らなくて・・・。
トラップが持っているナイフを投げて切ってしまうと、この先、俺が持っているショートソード1本が、俺たちの武器になってしまう。
「・・・・・・ちっとばかり、つれーだろうが我慢できるか?」
トラップが何か思いついたのか、きかれたけれど、いい加減頭に血が昇ってきた。
「何でもいい。頼む」
俺がそういうと、
「きついけど、がまんしろよ!!」
そういって、俺の身体をよじ登り始めた。
く!!痛い・・・。そりゃ、俺は脚に絡んだロープで、自分とトラップの体重を支えてるんだ、足にギリギリとロープが食い込む。
けれど、あっという間にトラップは俺の身体をよじ登り、さらにその上のロープにつかまると
「頭だけはちゃんと守れよ!!」
と、ロープを切ってくれた。
でも、よく考えてくれ!!ロープで身体全体を持ち上げられていて、それを切ったらどうなるか・・・。
はい、そうです。俺はそのまま地面に激突。
いわれたとおりに、頭だけは守ったけど、打ち付けられた背中が痛い・・・。
「おーい、大丈夫かー?」
間抜けな声で今だロープにぶら下がったトラップが俺を見ている
「大丈夫にみえるか!!いってー!!」
トンと軽やかに飛び降りると、俺の足を縛っていたロープを切ってくれた。

その後何とか、さっきの分かれ道まで戻り、とりあえずそこでいったん休憩。
持ってきていたお弁当と水筒で腹を満たす。

休憩を終え、左の道に進むと、さっきより、罠の数が増えたらしい。
「おっと、そこもあるぞ!!きをつけ・・うわーー!!」
そういって、俺に注意を促していたトラップの姿が、あっという間に目の前から消えた。
「トラップ!!!」
駆け寄ってみると、大きな落とし穴がぽっかりと。
覗き込んでみると、トラップが落とし穴の中でお尻をさすっていた。
「いててて。」
「おーい、トラップ、大丈夫か?のぼれそうか?」
「ん、ああ・・・、ケツ打っちまったが、大丈夫だ。登るのは・・・、厳しそうだ。おい、クレイ!!ロープなげっから、引っ張ってくれ!!」
そういうと、持っていたロープをなげてよこした。
俺はそれをぎゅっと掴むと、
「いいぞー!!」と声をかけた。
ぐっと、重みを増すロープ。ぐっと足に力を入れ、何とか支え、泥だらけになったトラップが姿を現した。
このあとも、もちろん、トラップが罠を回避したり、罠を解除したりしたものの、何度か引っかかり、目的である洞窟の奥に宝箱を発見したのだ!!
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