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宝の地図その4

ようやく完結です。長くなりましたが、りおさん、あらためて
HAPPY BIRTHDAY!!

少しでも楽しんでいただければ幸いですww
「・・・・・・あれだ。」
「・・・・・・あれだね!!」

ふらふらと吸い込まれるように、二人で近づいていく。
俺が宝箱に手を伸ばしかけた瞬間
「まて!!不用意に触るな!!罠があったらどうすんだ!!」
と強い言葉で止められた。
それもそうだ!!ここまでも、何度も罠があって、大きな怪我はしていないけれど、あちこちに擦り傷や打ち身はある。俺は、一歩下がると
「ここは、トラップの見せ場だな。頼んだぜ!!俺は、何かあっても大丈夫なように、周りを見ておくから!!」
「ああ、任せておけよ!!」

トラップは慎重な手で宝箱をチェックする。どうやら、ちょっとした罠と、鍵がかかってるみたいだ。
真剣な目で一つずつ罠を解除していくトラップ。
あんな目、始めて見たかもしれない。

・・・トラップが宝箱に向かって、30分はたっただろうか、静かな洞窟にかちりと響く音。
「うしゃ!!クレイ!!あいたぜ!!」
「本当か?」
「ああ!!よし、あけるぞー!!」
「「せえの!!」」

中に入っていたのは、小さな小刀が2本。それぞれ、細かな細工がほどこされ、とってもきれいだった。
「「すげー・・・!!」」

俺たちは大切に持ってきたカバンにそれぞれ1本ずつしまうと、遅くなると心配されるからと、洞窟を出る事にした。
帰りも、罠に気をつけながら洞窟を出ると・・・。

洞窟の前には、見慣れた顔。
「じ、じいちゃん!!」
「父さん?!」
そこには、トラップの家族と、俺の家族が笑顔で待っていた。
「「なんでここに?!」
「何でって、お前達、ばれてないとでもおもってたのか?」
意地悪そうにアルテア兄さんが笑う。
「ふん、おい、トラップ、ちっとばかり時間がかかりすぎてやしないか?修行のやり直しじゃな」
「な、な、なんで!!」
「まあまあ、とりあえず、帰りましょうか」
父さんに促され、俺たちはわけもわからずその場を後にした。

帰ってから、話を聞くと、どうやらこれはトラップのおじいさんの発案だったらしい。
最近、遊ぶ事に夢中で,修行に身が入ってないトラップ、なら、遊びの中で自分の力を確認させて、修行に力を入れさそうと、罠を仕掛けたらしい。それにはたぶん、俺も巻き込まれるからと、うちのじい様に話したところ、それも修行だと、じい様も許可をだしたらしい。ちなみに、家を出てからの行動は全部見ていたらしく、途中でからんと音がなったのは、みていた人間が石を蹴ってしまったから。

『お前たちは、いずれ修行のたびに出る。このままじゃいけないことは身にしみて解っただろう?これからせいぜい励めよ』

「くっそー!!やられたー!!」
悔しそうなトラップ、たしかにくやしいけれど、でも、このクエストはとっても楽しかった。
「いつか、みんなをぎゃふんといわせるクエストに出て、すんげーお宝をみつけようぜ?な?クレイ!!」
「ああ!!もちろんだ!!そのために、俺はがんばるよ!!」
「俺も、負けてなんかやらねーからな!!」

「「いってくる!!」」
それから数年後、ドーマを出る俺達の持ち物の中にあの、小刀がある事は俺達以外、誰も知らない。
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こちらは、フォーチュンクエストの非公式ファンサイトです。

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