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月光

調子に乗って人様の素敵イラストに勝手に妄想ss第3弾ww
はい、今回も我らがSにゃww
あ、ちゃーんと許可はいただいてますよ?!

今回の寂しげで美しいマリーナのイラストは本当になんともいえません!!

もー!!S にゃありがとうーーーー!!
「・・・・・・・・・みんな、元気かな?」

灯りを消した部屋の中、カーテンを開けた窓からは、月の光が優しくはいっていた。
膝に抱えたクッションをぎゅっと抱きしめても、温かさは感じない。

「・・・・・・・・・会いたい」

浮かんでくるのは、数年前まで一緒に暮らした、ブーツ一家の笑顔と、最近知り合った、義兄と片思いの相手とその仲間達の笑顔。

ある意味私のわがままで、ドーマを出て数年。
今日までがむしゃらに生きていた。
私を捨てた両親を探す為、私がブーツ一家で得た知識を武器に、仲間であったアンドラスの下に詐欺師として押しかけたのも、今は昔。
表向き、生活費や他の色々な資金を得るために、友達と古着屋をするために、ここエベリンに居を構えた。
この数年間は、本当にがむしゃらだった。アンドラスから技術を盗み、情報を探し、アンドラスやブーツ一家のみんなにばれないように、行動するのは、思った以上に大変だけど・・・。
そして、掴んだ情報に、何度、淡い期待を裏切られただろうか・・・。

自分で選んでこの道を歩いてきたけれど、たまにものすごく不安になる。

’みつからないんじゃないか’
’もう、あきらめたほうがいいんじゃないか’

何度、そうおもっただろうか。
一人ぼっちで、この部屋にいると、その思いが強くなる。

「お母さん、お父さん、どこにいるの?何で私を捨てたの?私は要らない子だったの?」
返ってくるはずもない問いは、夜空に溶けていく。

’’マリーナ’’
’’マリーナ’’
’’あんたは大事なうちの子だよ。辛い事や悲しいことがあれば、いつだって帰ってきて良いんだからね’’
’’マリーナ、俺たちはどんな事があっても、味方だ。忘れんじゃねーぞ’’
’’自分で選んだ道だ。後悔しないように、自分が納得できるまで頑張れば良い。疲れたら、休んだら良い、あきらめたら、そこで終わりだ。負けるんじゃないよ’’

ここにはいない、けれど、温かいみんなの声が聞こえてきた気がした。

何かに導かれるように、私は立ち上がり、月を見上げた。
「かあさん、とうさん、さみしいよ。不安だよ。・・・会いたいよ。でも、私はまだ頑張れるから!!
負けないよ。・・・・・・だから、見守っていてね。どうしようもなくなったら、元気を貰いに会いに行くから。」

伝えられない不安を月に託し、弱った心に蓋をする。

 
それから、時が過ぎ、親友になった彼女達パーティのおかげで、私は不安を託した月に、幸せな報告ができることになることを、私はまだ知らなかった。
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こちらは、フォーチュンクエストの非公式ファンサイトです。

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