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再会

この間の和菓子オフで、お渡しするつもりだったssです。
カラオケしてて時間が足らなかったんだようww

ということで、真菜さんリクの「再会でトラパスのトラ視点」ですww
本当はシリアスでハッピーエンドってのもリクの中にあったのですが・・・。シリアスっていうのか?これ・・・。
こんなんですが、真菜さんお持ち帰りくださいませーww

あ、リクならいつでもウェルカムなので、わたしなんぞのssでよければ、リクエストしてくださいねーww
周りを見渡さなくても、溢れかえる人、人、人。
何も、ここまで人が溢れかえらなくても、とおもいつつも、俺が住むドーマと違い、ここは主要都市エベリン。
逆に人が少ないことのほうが問題か・・・。
用事を済ませ、久しぶりにエベリンまで来たのだからと足を伸ばしたその瞬間
「・・・・・・・・・・・・え?」
「・・・・・・・・・・・・・あ!!」
店から出てきた人物をみて、一瞬、呼吸が止まる。
・・・・・・なんで?
会いたかった、でも会えなかった・・・。俺の心を強く掴んだまま離れてしまったそいつが目の前に立っていた。

「パステル・・・・・」


俺とクレイが冒険者になるために家を出たのが今から10年前。
試験を受けるための旅の途中で知り合ったパステルとルーミィを始め、キットン、ノル、シロとメンバーが集まり、俺たちのパーティができ、このパーティで色々な事があった。
そして、そのメンバーであるパステルに俺がほれるなんて、出合った時には思いもしなかったけどな。
パーティを結成して5年。色々な切っ掛けが重なり、俺たちはパーティを解散した。
このまま思いを伝えぬまま、別れてしまうなんてできなかった。
パーティの最後の夜、俺はパステルに告白し、できることならこのまま俺と一緒にドーマに帰ってほしかった。
・・・・・・けれど、それはできなかった。

あの晩、パステルを外に呼び出し、思いを伝えようとしたけれど、思いのほか緊張してしまい、沈黙が続いた。
その沈黙を破ったのは俺ではなく、パステル。
「・・・・・トラップ、今までありがとう。いつもみんなの足を引っ張って、泣き虫で頼りなかった私を、何度も叱咤激励してくれて、負けそうになったり、逃げ出しそうになったときでも、トラップのおかげで冒険者としてやってこれたの。クレイやキットンたちにも感謝してる。でも、それ以上に甘やかさないで、見守ってくれたのはトラップだったから・・・。本当にありがとう。
私は今日で冒険者を辞めるけれども、悔いはないよ。冒険者になったことも、みんなに出会えたことも、本当にしあわせだった。だからこそ、前を向いて歩けるの。寂しくないって言ったらうそになるけど、でも、二度と会えなくなるわけじゃない。私は今、やりたいこと、やるべきことが見つかったから、離れてもがんばれる!!
トラップもブーツ一家の若頭として、がんばってね!!私も、いつかベストセラーを出せる小説家になるから!!」
こんなふうに、、前を向いて頑張ろうとしているパステルに、今、気持ちを伝えて、ドーマに連れて行くのは迷惑にしかならないんじゃ・・・、なんておもったら、
「へ、おめえーに心配なんざされなくても、俺が今以上にブーツ一家をのしあげてやんよ。
・・・おめえもいつか俺がサインをねだるほどの大作家になってみせやがれ。」
「もー!!わかった!!絶対、トラップがお願いしますーって頭を下げるほどの、作家になってみせるんだから!!だから、競争ね?私が有名になるのが先か、トラップがブーツ一家を今以上に有名にするのが先か。」

なんて、結局、俺は一人の男としての立場より、パーティの仲間としての立場を選んでしまったんだ。
あれから5年、いつだって後悔していた。あの時、思いを伝えていれば!!って。
受け入れてくれなかったかもしれない。受け入れてくれて今も傍にいてくれたかもしれない。
何度も、会いに行こうとした。けれど、できなかった。
会いに行けば、きっと、俺は頑張っているあいつの全てを奪ってでも、自分のところに縛り付けてしまうだろう。それは、あいつの笑顔を奪う事になる。自分が愛してやまない、太陽のような笑顔を。
そんな宙ぶらりんも気持ちを抱えたおかげで、俺は今もパステルへの思いを捨てることができていなかった。
そんなパステルが、今、目の前に!!

「トラップ!!トラップだよね?!」
「お、おお。ひさしぶりだな。」
目の前のパステルはあの頃とは少し違い、トレードマークだった長い髪はそのままに、化粧化のなかった顔には、ナチュラルなメイクが施され、やせていて出るとこ引っ込んでなんてからかっていた身体は、丸みをおび、女性らしい体系に変化し、すらりとした足を惜しみなく出していたミニスカートは丈の長いものへとかわっていた
「本当に、久しぶりだね!!あれ以来だから、5年ぶりじゃない!!元気だった?怪我とかしてない?」
「ああ、まあ、大きな怪我なんざはしてねーよ。俺を誰だとおもってやがる」
「ぷ!!あいかわらずだね。クレイからの手紙で頑張ってるのは聞いてるよ!!もー、たまには返事くらいくれたらいいのに、いつだって、クレイがトラップが頑張ってる事も、元気にしてることも、私への伝言も伝えてくれてたのに!!」
「いそがしかったんだよ。どうせ、クレイがおめえに手紙を書くってんだからついでに便乗しても文句はねえだろ?おめえはなんでここにいんだ?」
「私?私は買い物!!トラップは?仕事?」
「ああ。一仕事終えたとこだ。久々にエベリンまできたから、ぶらっとしようかとおもってな。」
「じゃあ、時間はあるんだよね?じゃあ、お茶と買い物付き合ってよ。色々話したいし!!」
「ああ。しゃあねえな。」
なあ、思っていいか?これが運命だと。出会って5年。離れて5年。もう、いいよな?

俺たちは近くの喫茶店に入り、近況報告なんかをした。
「んで?そういえば、何でわざわざこんなとこまで買い物になんか来たんだ?」
「ああ、キットンへのお祝いを買いに来たの。ガイナより、ここのほうが色々選べるでしょ?」
「ああ、たしか、二人目だっけか?あれでも父親なんだよなー。まあ、人間にしたら45か?結構なおっさんだからおかしくねえのか。」
「キットン族なら、まだ23歳でしょww今度は女の子だってww」
「まあ、そうだけどよー。・・・・・・・・・・おめえは?おめえはそういう相手いんのか?」
「ええ?!!わ、私は、仕事が忙しいし・・・。と、トラップはどうなのよ?聞いてるよ?お仕事頑張ってるんだよね?色々任されてるって!!今は若頭としてじゃなく、4代目として信頼されてるって!!」
「・・・・・・俺は。まあ、仕事が今は楽しいからな。」
「・・・・・・そう」
自分から振った話なのに、なんだか居心地が悪い。
でも、そうか、パステルに、恋人や夫はいねえ!!
かちゃんと呑み終わったカップを置いて、
「んじゃ、飲み終ったしでるか?」
「え?あ、うん。で、どうするの?もうお別れ?」
「ばーーか。キットンへの祝いを買うんだろ?付き合えって言ったのはおめえだろうが!!」
一瞬、寂しそうな顔をしたパステルに気分が上昇し、伝票を持って立ち上がり、さっさと会計を済ませる。
「まって、まって!!あ、お金!!」
「いい。あのころの貧乏だった頃と違って、結構かせいでっからな。茶ーぐれいおごってやんよ」
「あ、ありがとう。ふふふ、あの頃とはやっぱりちがうんだね・・・。」
歩き出した俺を追うように、パステルが隣を歩く。
あの頃は当たり前の光景だった。迷子になるこいつの手をとって、この道を歩いた事もある。
あの頃はパーティの仲間として、じゃあ今は?元仲間?友人?
まるで、デートのように二人で、あちこちの店を覗いては、あーでもない、こうでもないとプレゼントを選ぶ。
そして、たまたま目に入ったのが・・・。
「うわー、綺麗!!」
ジュエリーショップだった。
所狭しと飾られたジュエリーにパステルの目が輝く。
「ねえねえ、これは?」
パステルが指差したのはピンク色の石がついた小さな指輪がついたネックレス。
「これ、ピンクトルマリン!!10月の誕生石でしょ?誕生石を身につけると加護があるって!!」
「おお、いいんじゃねえか?生まれたばっかりだし、加護があるなら祝いにもちょうどいいじゃねえか」
「ね!!これにしよう!!あ、すみませーん!!」
パステルはうきうきと目を輝かせ、店員を呼びつけた。
俺は、ちっと他も見てみるかと、少し離れると、目に入ったのは小さな石が二つついた指輪。
たくさんの種類の中で、目に付いたのは、パステルの誕生石であるアメジストと俺の誕生石のエメラルドが蔦のような模様にはめられている。
・・・今日、出会いえたのは運命。なら、ここで勝負に出なければ、俺は・・・。
俺は店員をそっと呼び、パステルに内緒で指輪を贈りたいがサイズがわからないこと。できれば、すぐにほしいことを伝えると、店員は意味ありげに微笑み、まかせてくださいとパステルの元へ歩き出した。
どうやら、商品を進める振りをして、はめるだけならただだしとサイズをはかってくれてるようだ。
最初は遠慮していたパステルだったけれど、すすめられるまま指輪を、いくつかはめていた。
パステルが買ったものを綺麗にラッピングしていた店員がメッセージなどいかがですか?とメッセージカードをさしだすと、じゃあとパステルはそれをかきだした。
パステルに指輪を勧めていた店員がすぐにおれのもとにきて、「サイズはわかりました。すぐにご用意いたします」と小さな声で告げた。すぐに代金を払い、ラッピングされるのを待つ。
パステルが書き終わるより早く、俺の元に指輪が届いた。
店を出るとき、そっと店員に頑張ってくださいといわれ、無性に恥ずかしかった。
こんなの、俺のキャラじゃねえよな・・・。

時間も時間だし、とりあえず飯でも食うかと入ったのは、あの頃では行く事もなかったレストラン。
パステルは朝一番の馬車で帰るという。
残された時間はあとわずか。

「・・・・・・・パステル。実はずっと言いたかった事があんだよ。」
「え?」


この再会が本当に運命なら!!!
指輪の行方は、きっと・・・・・・。
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Author:まんまるり
こちらは、フォーチュンクエストの非公式ファンサイトです。

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