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答えは・・・。

それは、夕食後、みんなでリビングで舞ったり過ごしていた時に起こった。
トラップとクレイは二人でカードゲーム。(たぶん、また何かをかけてるんだろう。だって、トラップの真剣さがすごいんだもん)キットンはあいかわらず、キノコ全集を眺めているし、ノルは木で何かを作っていた。私は古くなったセーターをほどいて、新しくルーミィのセーターに編みなおしていて、ルーミィとシロちゃんは仲良く絵本を読んでいた。

「ねえねえ、ぱーるー、赤ちゃんはどこかあくうんだ?」
この言葉に固まったのは、私だけではないはず!!
おそらく、子供を持つ親にとって、どういう返事をすればいいか悩む、一番の質問。
・・・とうとう、この質問が来たか・・・。
まあ、私がいくら鈍いといわれていても、それくらいの知識はある。
けれど、それを言うわけにもいかず、なんていえばいい?
コウノトリが運んできてくれる?キャベツ畑?おしべとめしべ?
どうしたらいいかと、おもわずお父さん的立ち居地にいるクレイをみるも、さっと視線をそらされた。
ちょっとー!!いくら私がルーミィのお母さん的立場だとしても、ルーミィの教育はパーティみんなでするもんでしょ?
私が言葉につまっていると、ルーミィは
「ねえねえ、くれー?とりゃあ?どこかあくうんだ?」と狙いを変えた。
シロちゃんまで「どこからくるんデシか?」と興味心身につぶらな瞳を輝かせている。
すると、トラップがいたずらそうに笑って
「それはだなー、男と女が・・」
「おい!!トラップ!!」
「なんだよ!!」
「お前、なにをいうつもりだ!!」
「ええー?そりゃーまー、どうしたら子供ができるかってこと?」
「ちょ!!馬鹿か!!まだ、こんな小さいんだぞ!!」
って、クレイ・・・。
そうだよね。クレイも年頃の男の子なんだし、知っているよね。
にしても、トラップッたら、何を言うつもりなんだったろう・・・。
ぎゃー、ぎゃー二人で騒いでいると、ルーミィたちはキットンの元に向かった。
「キットンはしってうか?あかちゃんはどこからくうんだ?」
そうだ、ここは知識が豊富で、一応唯一の妻帯者であるキットンにまかせよう!!
「赤ちゃんですか?どうして急にしりたくなったのですか?」
「あのねー。今日、公園に赤ちゃんがいたんらお。とってもかわいかったんら!!ルーミィもあかちゃんがほしいんだお!!ルーミィ、おねえちゃんになりたいんらお!!だかあ、どこにいけばもらえうんかしりたいんらお!!」
「そうですか・・・。でも、どこかに行っても、ルーミィの赤ちゃんはもらえませんよ?もっと大きくなって、大人になってから、私とスグリのように愛し合う人を見つけて、二人の愛が神様に認められたら、ご褒美に神様がさずけてくださるんです。だから、それまで神様が認めてくれるような素敵な大人になってくださいね。」
「キットンとスグイみたいにラブラブなおとなになうんか?じゃあ、キットンに赤ちゃんがもらえるんか?」
「私たちはお互い愛し合っていますが、赤ちゃんにはお父さんとお母さんが必要です。
私たちは心は繋がっていますが、お互いの事情で離れて暮らしていますです。
これでは、神様は、赤ちゃんが寂しい思いをすると認めてくださいません。
だから、私もスグリも頑張っているんです。いつか神様に認めていただける夫婦になる日を。」
「ふーん。じゃあ、ルーミィはおねえちゃんになれないんか?」
「それはすぐには、無理でしょうね。けれど、もしかしたらというのがあります。例えば、私だけではなく、このみんなに愛する人ができ、結婚し、神様に認められる、そんなことがあるかもしれません。そのときは、ルーミィがその子のお姉ちゃんですよ。私たちは家族と一緒なんですから。」
「そっかー。じゃあ、ぱーるがお母さんになったらルーミィはおねえちゃんなんら!!」
「ええそうです。けれど、急ぐ必要はありません。だから、そのときが来る為にいいおねえちゃんになる準備が必要ですよ?例えば、好き嫌いを失くすとか、お手伝いをするとか、そうそう、もうこんな時間です。いい子は寝る時間ではありませんか?」
「あ、うん!!ルーミィはいいおねえちゃんになうんだお!!はみがきしてくうお!!」
「僕も行くデシ!!僕もいいおにいちゃんになるんデシ!!」

そういって、リビングを出て行ったルーミィにほっとして
「キットンありがとう。どう説明したらいいか、わからなくて」
「俺も。こうのとりがーって説明しようかとおもったけど、じゃあ、どこに行けばコウノトリに会えるんだー?ってきかれたらどうしようかとおもって」
「そんなまどろっこしいこといわねーで、正直に答えたらいいんじゃねえの?」
「おまえは馬鹿か!!ルーミィたちにはまだ早い!!」
「へー?じゃあ、クレイちゃんは知ってるんだ?惚れ、説明してみそ?」
「お、おまえ!!なんてことを!!」
「トラップの馬鹿ー!!デリカシーってもんがないの?」
「まあまあ、こうしてルーミィたちも大きくなっていくんですよ。優しく見守ろうじゃないですか。私たちの可愛い妹たちを」
そうだね。ゆっくり大人になってね。ルーミィ、シロちゃん。

・・・・・・でも、子供どころか恋人もいない私に、この質問に答えるのはきびしいよー!!
世のお父さん、お母さんに尊敬するよ。
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