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「膝枕」

ツイッターにあげられた、Rさんの素敵イラストに、おもわず、創作意欲がむくむくとww
最近、色々とお疲れで、こっちまで意識がむいていなかった、私には何たるご褒美かww
ありがとうございまーすww

よろしければ、Rさん、お持ち帰りくださいませww
「あー、ダメだ。疲れた。部屋に帰る気力もねえ・・・。おやすみ」
「おい、トラップ。はあ、しかたがないか。今日は本当に疲れただろうしな。ルーミィ、シロ、邪魔するんじゃないぞ?」
「わあったよ。シーだお。」
「あんちゃん、お疲れ様デシ。」

居間でソファの下に引かれたラグの上に、ごろんと転がり、すでに寝息を立てているトラップを、邪魔しないようクレイはルーミィたちを連れ、再び外へとでていった。


しばらくすると、足音を忍ばせたパステルが居間に入ってきた。
「ふふふ、よく寝てる。」
何ともいえず、温かい気持ちでその寝顔をみていると、トラップの頭が、もぞもぞとしている。
枕でも探しているのかな?けれど、近くに枕代わりになるようなものはなく、パステルは、そっと傍に座ると、トラップの頭を自分の膝に乗せた。
「ふふふ、トラップ。おつかれさま。さっき、おばあさんにも、男の子にも、そのお母さんにも会ったよ。
3人ともすっごく感謝してた。バイトもあったのに、疲れたよね?今はゆっくり休んでね」
パステルは膝の上で、よだれをたらして気持ちよさそうに眠るトラップのさらさらの髪を優しくなでた。

そう、どうしてトラップがこんなに疲れているかというと、いつものメッセンジャーのバイト中、旅行に来ていた迷子の男の子をみつけ、母親を一緒に探してあげていた。泣きじゃくる男の子を肩に担ぎ、町中をさがしまわったあげく、ようやくみつけたころには、1時間近くが立っていた。もう迷子になるなよと、親子とわかれ、慌てて配達しなくてはいけないノルマをこなすべく、走り回ったのだった。
結局、30分ほどの残業ですんだのだが、さあ、家に帰ろうとしたところ、大きな荷物をかかえ、うずくまるおばあさんと、おじいさんに出会った。どこか悪いのかと聞けば、どうしてもおじいさんの病気の治療の為、エベリンへ行かなくてはいけないのに、おばあさんがあしをくじいてしまったらしい。
おじいさん一人では荷物を運びきれないところに、トラップが現れたそうだ。
向こうに行けば、息子さんが待っていてくれるので、馬車にさえ乗れればいいし、おばあさんは家畜の世話の為、行かない。乗合馬車の発車時刻まで後少し。
ちょうど、たまたまルーミィと散歩をしていたクレイが通りかかったので、ルーミィをおばあさんの傍で待たせ、二人で乗合馬車まで、おじいさんと荷物を走って送り届けたそうだ。
その後、おばあさんを家まで送り届け、クレイが家畜の世話を買って出た為、なれない家畜の世話に奮闘していたそうだ。
全てが終わった頃には、さすがのトラップもへとへと。
そして、今に至るらしい。
買い物に出ていた、パステルがその当事者達に出会ったのは偶然。
けれど、有名な彼らのこと、同じパーティであるパステルに、お礼を伝えてくれたのだった。


それから、しばらくするとキットンが戻ってきた。
パステルは今日の出来事をキットンに伝えると
「今日は私が当番だし、そろそろ支度しないといけないから、何か枕になるもの、もってきてもらえる?」
「くすくす、わかりましたよ」
キットンが持ってきたクッションに、そっとトラップの頭を乗せかえると、「ちょっと、足がしびれちゃった」と、足をさすりながら、パステルは食事の準備にとりかかった。



「ぐふふふ、珍しく人のためにがんばったご褒美ですねー。好きな女性の膝枕なんて、男の夢ですし。
まあ、おしむことは、本人がその事実を知らないということでしょうかねえ。ぐふふふふ」

なーんて、キットンがつぶやいていたなどとは、誰も知らないこと。
そして、その日の食卓がトラップの好きなもので溢れ、みんなから褒められ、テレから、お礼をがっぽり貰えばよかったなどと、口にしてみんなに怒られるという、いつもの光景が繰り広げられたのだった。
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こちらは、フォーチュンクエストの非公式ファンサイトです。

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